我が家の次男は川崎病と診断されました。そして以前、川崎病の症状のお話をさせていただきました。

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川崎病の治療は、当時10ヶ月だった我が家の次男にとっては、動きたい盛りなのに、点滴、心音装置などいろんな器具をつけられてとても辛かったと思います。

川崎病は、治療をきちんとすれば、後遺症もほとんどありません

今回は、赤ちゃんの川崎病の治療についてご紹介します。


川崎病の治療-入院中-

血管炎の改善と、冠動脈瘤を防ぐ治療をします。

入院中の治療は冠動脈瘤を防ぐ為の、早期の、ガンマグロブリン投与をします。

そして炎症をおさえ、血を固まりにくくし、冠動脈が、つまらないようにする為のアスピリンの服用が、主な治療です。

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川崎病の症状が改善しない場合は、追加の治療として

  • ガンマグロブリンの追加投与、
  • ステロイドのパルス療法、
  • ウリナスタチン(ミラクリッド)投与、
  • 血漿交換

などを行う場合もあります。

これらを、症状が落ち着くまで続けます。ステロイドは、炎症を抑える作用もありますが、強い副作用もあります。パルス療法というのは、多めに薬を使い、少し休み、という治療を繰り返すことです。

他に、アスピリンが合わない場合は、ワーファリンなどの、お薬もあるようです。

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川崎病の治療に使われるガンマグロブリン、アスピリンとは?

ガンマグロブリンとは、血液製剤です。

合併症をふせぐために、一日3時間ほどかけて投与を5日間程続け、定期的に血圧も測ります。何日間投与かは、病状によって違うらしく、1日で大量に投与して、終了の場合もあるそうです。

アスピリンとは、熱を下げる他に、血を固まりにくくする作用もあります。

炎症を抑え、血を固まりにくくし、冠動脈が、つまらないようにするために、アスピリンを使用します。

川崎病の治療-退院後は?

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しばらくの間、アスピリンなどの血をサラサラにするお薬を後遺症がなくても、1ヶ月ほどは飲み続けます。

その後の検査で、異常がなければ飲み薬がなくなります。後遺症がある場合は、薬の服用を続けます。

 

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最後に

いかかでしょうか?

川崎病は、入院をし、症状が落ち着くまでの治療、そして、退院してからも、薬の服用が必要です。

定期的な検査予防接種も半年間接種ができません。ガンマグロブリンを、使用しているからです。予防接種の時期は、主治医の先生の許可が、出てからにしましょう。

薬の副作用で、体重が増えることもあります

我が家の次男は、元々ふっくらしてるのですがさらに丸々しくなりました。少しずつ、治まってくるので安心してください。

みなさんの赤ちゃんが、川崎病に負けず、しっかり治療をし、元気になりますように。

 

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